Japanese
English
特集 手術適応を考える
耳(前)瘻孔・副耳
西本 あか奈
1
,
赤石 諭史
1
Akana Nishimoto
1
,
Satoshi Akaishi
1
1日本医科大学武蔵小杉病院形成外科
pp.111-117
発行日 2026年2月25日
Published Date 2026/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001452
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はじめに
副耳(accessory tragus/accessory auricle)と先天性耳瘻孔(preauricular sinus/pit)は,出生直後から認められる耳周囲の先天奇形である。顔面露出部に位置することから,保護者の不安は大きく,産科・小児科から形成外科へのコンサルトが頻繁な疾患である。本質的には良性だが,感染や整容上の問題を契機に医療介入が必要となり,根治には外科的切除が適応となる。しかし,小児では全身麻酔を要することが多く,無症候例に対する予防的切除の是非,症候例における手術タイミング,再発を抑える術式の選択など,臨床現場での意思決定は悩ましい。

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