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特集 止まらない血液・固まりすぎる血液,さてどうする?
総論
包括的疑固・止血機能検査―トロンビン生成試験,凝固波形解析,血液粘弾性試験など
荻原 建一
1
Kenichi Ogiwara
1
1奈良県立医科大学小児科
pp.620-624
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002976
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はじめに
出血傾向や血栓傾向を疑う小児を診るとき,小児科医は血小板数,プロトロンビン時間(prothrombin time:PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time:APTT),フィブリノゲン(fibrinogen:Fbg)などの基本検査を手がかりに鑑別を進める。術前検査などで予期せぬ異常値が判明し,解釈に困る場面もある。これらの一般検査は臨床的意義が大きい一方で,「検査結果と臨床像が一致しない」「治療中の解釈が困難」といった課題も残る1,2)。近年は血友病領域を中心に新規治療薬が普及し,従来検査だけでは止血能がみえにくい状況が生じている。

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