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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
小児神経症状に対する基本的な検査知識
小児の検査・処置における鎮静管理の実際と安全対策
村松 一洋
1
Kazuhiro Muramatsu
1
1自治医科大学小児科学
pp.501-504
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002943
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はじめに─鎮静のパラダイムシフト
小児医療において,MRI,脳波,腰椎穿刺といった検査・処置は日常的に行われているが,これらを安全かつ正確に実施するためには,適切な鎮静の実施が検査の質と安全性を規定する重要な要素である。かつて鎮静は「動かなければよい」という不動化を主目的として行われてきたが,近年では,鎮静は自然睡眠とは異なる薬理学的状態であり,その深さは連続的なスペクトラムを形成し,いずれの鎮静薬にも一定のリスクが伴うという認識が広く共有されるようになった1)。これに伴い,安全管理の徹底が強く求められている。さらに,侵襲的処置においては鎮痛への配慮も不可欠であることから,本稿では最新の知見と国内外の動向に基づき,小児における鎮静・鎮痛の現状を解説する。

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