特集 「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
小児における鎮痛・鎮静 鎮痛(疼痛コントロール)の実際 病棟処置
古野 憲司
1
1福岡市立病院機構福岡市立こども病院 総合診療科
キーワード:
局所麻酔
,
局所麻酔剤
,
小児保健医療サービス
,
疼痛管理
,
プリパレーション(心理的準備)
Keyword:
Child Health Services
,
Anesthetics, Local
,
Anesthesia, Conduction
,
Pain Management
pp.935-938
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020346815
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<Key Points>(1)人生で初めて医療機関を受診するところから、疼痛コントロールは始まっている。(2)病棟での疼痛コントロールは、薬物療法と非薬物療法を組み合わせて行う。(3)非薬物療法には、しっかりとしたエビデンスのあるものはないが、プレパレーション、distractionなど施設の状況に合わせて最大限実施する。薬物療法の中心は、外用局所麻酔薬である。(4)これまで疼痛・苦痛緩和の対象になっていないものにも目を向けたい。
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