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特集 小児がん診療の新展開
各論 小児がん治療の新展開
小児急性リンパ性白血病の新展開
大嶋 宏一
1
Koichi Oshima
1
1埼玉県立小児医療センター血液・腫瘍科
pp.1395-1401
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002750
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はじめに
小児急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia:ALL)の診療は,この半世紀で大きく進歩した。1970年代の5年生存率は約10%にとどまっていたが,現在では80〜90%に達し,小児がん治療の成功例として位置づけられている(図)1)。この成果は,多剤併用化学療法の確立と,予後因子に基づくリスク層別化治療の導入によってもたらされた。

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