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特集 小児科医が知っておきたいリウマチ・膠原病の知識と実践
各論 全身性エリテマトーデス(SLE)
小児SLEの合併症・予後
江波戸 孝輔
1
EBATO Takasuke
1
1北里大学医学部小児科学
pp.1288-1291
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002715
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はじめに
全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)は,自己免疫異常により臓器に炎症をひき起こす全身性自己免疫疾患である。SLEでは,自己の細胞核成分に対する免疫寛容が破綻し,抗核抗体や抗DNA抗体をはじめとする多様な自己抗体が産生される。その結果,免疫複合体が形成され,複数の臓器に炎症が惹起される1)。なかでも腎障害と中枢神経障害は,生命予後に深く関与する重要な合併症である。

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