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特集 小児の移植医療
同種造血細胞移植
造血細胞移植における感染症対策と予防接種
松井 俊大
1
MATSUI Toshihiro
1
1国立成育医療研究センター小児内科系専門診療部感染症科
pp.847-851
発行日 2023年5月1日
Published Date 2023/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000921
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はじめに
小児の造血細胞移植(hematopoietic cell transplantation:HCT)レシピエントは,原病に対する治療や前処置,移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)によって二次的に高度で長期間の免疫抑制をきたすため,免疫再構築までの過程でさまざまな感染症のリスクが生じる1,2)。また,HCT後の免疫再構築までの時間経過に応じて問題となる微生物も異なる(図1,2)1,3)。感染症に罹患した場合,移植関連死亡率の上昇につながるため,予防可能な感染症については予防策を講じ,予防ができない場合にもそのリスクと対応について理解しておくことがきわめて重要である。

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