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特集 新生児蘇生NCPR2025改訂版
各論
近赤外線分光法(NIRS)による蘇生中のモニタリング
安田 真之
1
YASUDA Saneyuki
1
1香川大学医学部病院卒後臨床研修センター
pp.542-546
発行日 2026年5月10日
Published Date 2026/5/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002703
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はじめに
新生児蘇生の最終目標は,単なる救命にとどまらず,重篤な後遺症なき生存を達成することである。この目標を達成するためには,質の高い蘇生介入を迅速かつ的確に行うことが不可欠であり,正確な生理学的モニタリングが基準となりうる。従来,新生児蘇生中の評価は心拍数とパルスオキシメータによるSpO2が中心である。しかし,これらの指標は全身の循環動態や末梢の酸素化を反映するものであり,蘇生による介入が最も重要な標的臓器である「脳」の循環・酸素化状態を直接評価するものではないという限界がある。

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