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特集 クロスアップデート2026:相互理解のために知っておきたい最新知識
産科から新生児科へ
超早産児出生が予想されるハイリスク妊娠管理の実際 妊娠32週未満発症胎児発育不全(early-onset FGR)の管理―超早産出生を見据えた産科的対応と新生児科連携―
長﨑 澄人
1
NAGASAKI Sumito
1
1東邦大学医療センター大森病院産婦人科
pp.356-359
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002651
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はじめに
胎児発育不全(fetal growth restriction:FGR)は,胎児が本来有する成長ポテンシャルに到達できない病的状態を指す1)。近年,単に妊娠週数に対して小さい胎児を指す用語ではなく,胎盤機能不全を中心とする病態を背景とした成長障害として理解されるようになってきている。特に妊娠32週未満に発症するearly-onset FGRは,重度の胎盤形成異常を背景とすることが多く,早くから慢性的な低酸素・低栄養環境に曝露される。周産期管理のうえでは胎児死亡を避けるために,超早産として娩出しなければならないこともある。さらに,娩出のタイミングに関しては新生児科医とコミュニケーションをとりつつ,最適なタイミングで娩出することが重要な課題である。

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