Japanese
English
特集 難聴の疑問に答える
【難聴の外科的治療と新規治療の可能性】
耳科ロボット手術はどこまで進歩した?
藤田 岳
1
Takeshi Fujita
1
1神戸大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科頭頸部外科
キーワード:
ロボット手術
,
人工内耳
,
耳科手術
Keyword:
ロボット手術
,
人工内耳
,
耳科手術
pp.1176-1178
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002331
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,750円 (2,500円+税10%) こちらは、1176ページから1178ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
耳鼻咽喉科頭頸部外科領域では,咽頭腫瘍に対するda Vinciサージカルシステムが保険適用となり,ロボット支援下手術が身近なものとなってきた。一方,中耳・内耳を扱う耳科手術は,顔面神経・耳小骨・蝸牛といった1mm以下の精度が要求される微細構造が密集しており,術者の高度な技量に長らく依存してきた。耳科手術専用ロボットの研究は国内でも早くから取り組まれており,小宗らは全自動で乳突削開を行う6自由度側頭骨手術ロボットを開発し,側頭骨模型において再現性の高い乳突削開が可能であることを報告している1)。ロボット技術がもつ「手ブレ除去」「動作スケーリング」「自律的かつ再現性の高い動作」は,こうした耳科手術と原理的に相性がよく,世界各地で専用システムの開発が進められてきた。ただし,泌尿器科や婦人科で広く普及しているda Vinci型ロボットをそのまま転用することは作業空間の制約上困難であり,耳科手術に特化した小型・高精度のシステムが必要となる。本稿では,現在臨床応用に到達している主要ロボットと国内の新たな取り組みについて解説する。

© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.

