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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の診断】
難聴の画像診断にはどのようなものがあるか? どこまでわかるか?
高橋 優宏
1
Masahiro Takahashi
1
1国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科(聴覚人工内耳センター)
キーワード:
HRCT
,
MRI
,
内耳造影MRI
Keyword:
HRCT
,
MRI
,
内耳造影MRI
pp.1068-1070
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002300
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はじめに
難聴診療において画像診断は,病態の可視化,診断の確定,さらには治療方針決定においてきわめて重要な役割を担っている。従来,難聴の診断は純音聴力検査や語音明瞭度検査などの機能的評価が中心であったが,近年の画像診断技術の進歩により,側頭骨および内耳の微細構造を非侵襲的に詳細に評価することが可能となっている。特に高分解能CT(HRCT)およびMRIの進歩は著しく,骨組織と軟部組織の双方を高精度に評価できるようになり,診断精度は飛躍的に向上している。また人工内耳,人工中耳VSB,骨導インプラントなどの人工聴覚医療の普及に伴い,術前評価および術後評価としての画像診断の重要性はさらに増している。本稿では難聴の画像診断について,モダリティ別の特徴,疾患別の画像所見,内リンパ水腫MRIを含め概説する。

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