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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の診断】
聴性定常反応検査はどのような検査か? その結果の見方は?
吉田 忠雄
1
Tadao Yoshida
1
1名古屋大学医学部耳鼻咽喉科
キーワード:
聴性定常反応
,
Chirp
,
多周波数同時刺激法
Keyword:
聴性定常反応
,
Chirp
,
多周波数同時刺激法
pp.1048-1051
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002294
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- 参考文献 Reference
はじめに
新生児聴覚スクリーニングの普及に伴い,乳幼児に対する早期の精密聴力検査の重要性が増している。従来から用いられている聴性脳幹反応(Auditory Brainstem Response:ABR)は,クリック音を用いた場合,高音域の判定には優れるが,低・中音域の評価が困難であり,周波数特異性が低いという課題があった。これに対し,聴性定常反応(Auditory Steady-State Response:ASSR)は,周波数特異性の高い他覚的聴力検査として,乳幼児の聴力評価や補聴器フィッティングに広く臨床応用されるようになっている。本稿では,ASSRの基礎的な機序から,検査結果の解釈,臨床的意義について概説する。

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