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特集 0歳児と耳鼻咽喉科─新生児・乳児への対応─
【総論】耳鼻咽喉科領域における0歳児の病気
0歳の遅発性難聴
益田 慎
1
Shin Masuda
1
1県立広島病院小児感覚器科
キーワード:
遅発性難聴
,
聴性応答
,
乳児
Keyword:
遅発性難聴
,
聴性応答
,
乳児
pp.828-832
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002228
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はじめに
新生児聴覚スクリーニングの普及により,両側難聴児の多くが0歳のうちに発見されるようになった。自動ABRが普及する以前に乳幼児難聴で苦労していた者からすると隔世の感を覚える。
その一方で,0歳で発見された両側難聴の3%前後は新生児聴覚スクリーニングで両側パスとされた児であったことが報告されている1)。この傾向は過去20年間に大きな変化がないとされている。新生児聴覚スクリーニングでパスだったから,あるいは片側リファーや両側リファー後の精密聴力検査で「難聴なし」とされたから,「もう両側難聴の心配はない」としてはいけない。

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