特集 先天性難聴への対応
難聴児に対する公費助成制度
益田 慎
1
Shin Masuda
1
1県立広島病院小児感覚器科
キーワード:
公費助成制度
,
補聴器購入助成
,
医療費助成
,
特別児童扶養手当
,
障害児福祉手当
Keyword:
公費助成制度
,
補聴器購入助成
,
医療費助成
,
特別児童扶養手当
,
障害児福祉手当
pp.785-789
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000198
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はじめに
難聴児に療育・教育を施し健やかな言語発達を促そうとすれば,保護者にはさまざまな負担が生じる。その負担に応じることができないことで,難聴児の療育や教育が進まず,生活や学習のための言語が育たないとなれば,その子が本来持っている能力を発揮できず,結果的に社会の損失につながることになる。このような観点から,難聴児に対して公費による複数の助成制度が設けられている。
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