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特集 0歳児と耳鼻咽喉科─新生児・乳児への対応─
【総論】0歳児の正常発達
頭頸部
伊藤 真人
1
Makoto Ito
1
1自治医科大学耳鼻咽喉科学講座・小児耳鼻咽喉科
キーワード:
0歳児
,
正常発達
,
頭頸部領域
Keyword:
0歳児
,
正常発達
,
頭頸部領域
pp.818-821
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002225
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はじめに
小児は,旺盛な成長・発達過程で,形態的,機能的に刻々と変貌するのが常であり,成人をただ単に小型化したものではない。小児が肉体的・精神的に成長・発達していくためには,感覚機能と密接に結びつく頭頸部が正常に発達し,さまざまな物や人,音などの刺激に触れることが重要である。人が外界を知るための「聞く(聴覚)」「見る(視覚)」「触る(触覚)」「嗅ぐ(嗅覚)」「味わう(味覚)」という五感についてみると,生まれたばかりの新生児期では,視覚はまだ未発達だが,聴覚や嗅覚はすでに機能している。運動機能の発達と並行して,さまざまな外界刺激に触れながら五感をフル活用し感覚機能が発達していくのである。

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