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特集 私の伝えたい頭頸部の手術手技
【頭頸部の非腫瘍手術】
気管切開術(輪状軟骨切開術)・気管孔形成術
鹿野 真人
1
Makoto Kano
1
1大原綜合病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
気管切開術
,
輪状軟骨
,
気管孔拡大形成術
Keyword:
気管切開術
,
輪状軟骨
,
気管孔拡大形成術
pp.625-631
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002156
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- 参考文献 Reference
はじめに
1909年にJacksonによって確立された気管切開術は,100年が経過した現在まで,その術式をほぼ変えることなく臨床現場の基本的な手術となっている。しかし,医療技術の進歩とともに適応となる症例は多様化し,従来の気管切開術では緊急時や長期管理での合併症や事故が危惧される症例が増加している。こうした症例に対して安全性を確保できる新たな外科的気道確保術の選択肢として,われわれは輪状軟骨に切開孔を造設する新たなコンセプトを持つ輪状軟骨切開術や気管孔拡大術を報告1〜4)してきた。今後さらに厳しく求められる医療安全に対応できる術式として紹介する。

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