Japanese
English
連載 ABR―深く理解し,正しく判定するために―
人工中耳手術の術中評価法としてのABRの応用
高橋 優宏
1
Masahiro Takahashi
1
1国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科(聴覚人工内耳センター)
キーワード:
伝音難聴
,
混合性難聴
,
人工中耳
,
Vibrant Soundbridge
,
ABR
Keyword:
伝音難聴
,
混合性難聴
,
人工中耳
,
Vibrant Soundbridge
,
ABR
pp.554-557
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002128
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はじめに
人工聴覚器には重度感音難聴に対する人工内耳,さらに伝音・混合性難聴には人工中耳,植込型骨導インプラントが存在する1)。
世界で市販されている人工中耳の中,わが国で薬事承認されているのはVibrant Soundbridge(VSB)のみである。人工中耳VSBは人工内耳と同様に体内部のインプラントと体外部のオーディオプロセッサーから構成される半植込み型の人工聴覚器であり,手術によりインプラント先端にある振動子を内耳窓に設置(カップリング)する(図1)。

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