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特集 SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の基礎から臨床まで
SGLT2阻害薬
SGLT2阻害薬の薬剤ごとの特徴
Characteristics of individual SGLT2 inhibitors
金子 英弘
1
,
畔上 達彦
2
KANEKO Hidehiro
1
,
AZEGAMI Tatsuhiko
2
1東京大学大学院医学系研究科循環器内科学
2慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科学
キーワード:
SGLT2阻害薬
,
慢性腎臓病
,
糖尿病
,
心血管イベント
,
リアルワールドデータ
Keyword:
SGLT2阻害薬
,
慢性腎臓病
,
糖尿病
,
心血管イベント
,
リアルワールドデータ
pp.270-274
発行日 2026年9月25日
Published Date 2026/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002564
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- 参考文献 Reference
はじめに
ナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium-glucose cotransporter 2:SGLT2)阻害薬は,近位尿細管S1/S2セグメントに発現するSGLT2を阻害し,濾過されたグルコースおよびナトリウムの再吸収を抑制する薬剤である。当初は2型糖尿病に対する血糖降下薬として開発されたが,現在では心不全および慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)に対する臓器保護薬としての位置づけが確立しつつある。SGLT2阻害薬の作用は血糖低下にとどまらず,尿細管糸球体フィードバックの改善,糸球体内圧の低下,体液量および血圧の低下,体重減少,尿酸低下,炎症・酸化ストレスの軽減,腎髄質低酸素の改善,ケトン体代謝やエリスロポエチン産生への影響など,多面的である。

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