特集 慢性疾患診療のお悩みポイントまとめました—高血圧からヘルスメンテナンスまで
糖尿病
高齢患者にSGLT2阻害薬,GLP-1受容体作動薬は使うべきですか?
國友 耕太郎
1
,
吉村 文孝
1
1国立病院機構熊本医療センター総合診療科
キーワード:
糖尿病
,
動脈硬化性心血管疾患
,
ASCVD
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
フレイル
,
認知機能低下
,
SGLT2阻害薬
,
GLP-1受容体作動薬
Keyword:
糖尿病
,
動脈硬化性心血管疾患
,
ASCVD
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
フレイル
,
認知機能低下
,
SGLT2阻害薬
,
GLP-1受容体作動薬
pp.275-278
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228738
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Point
◎慢性心不全がある場合,SGLT2阻害薬はよい適応となる.
◎動脈硬化性心血管疾患・慢性腎臓病の既往がある場合,SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は,両者ともによい適応となる.
◎高齢の糖尿病患者は,サルコペニア・認知機能低下・フレイルになりやすいため,ADL・認知機能・服薬アドヒアランスなどを考慮し,個々に薬剤選択をする必要がある.
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