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特集 薬剤による腎障害
各論1 薬剤性腎障害をきたす代表的薬剤
サプリメント(紅麹,ビタミンC,ビタミンDなど)
Nephrotoxicity of dietary supplements:red yeast rice, vitamins, and others
山口 諒
1
,
阿部 雅紀
1
YAMAGUCHI Ryo
1
,
ABE Masanori
1
1日本大学医学部内科学系腎臓高血圧内分泌内科学分野
キーワード:
サプリメント
,
薬剤性腎障害
,
尿細管間質性腎炎
Keyword:
サプリメント
,
薬剤性腎障害
,
尿細管間質性腎炎
pp.218-223
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002548
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- 参考文献 Reference
はじめに
近年の健康意識の高まりにより,サプリメントの利用は一般的なものとなっている。利用者の多くは,サプリメントや漢方などの「自然」な製品は無害であるという認識から,あるいは自己の健康意識からこれらを使用している。しかしながら,利用者のなかで医師にその使用を相談しているのはわずかであり(米国で12%程度),大半は自己判断で使用し,なかには処方薬と併用することも多い。サプリメントは「医薬品」ではなく「食品」であるため,市販前の安全性や有効性が実証されていないことが多い。また,製造過程における不純物の混入や,製品ラベルに記載されていない成分の意図せぬ混入が問題となることがある。実際に,薬剤性腎障害はすべての薬剤関連毒性の約7%を占め,サプリメントのなかにも直接的・間接的な腎毒性を示すものが存在することは広く認識されるべきである1)。

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