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特集 透析患者の栄養評価と栄養支援―現状と今後の展開
3.透析患者におけるカヘキシア(悪液質)―病態・診断・栄養療法
加藤 明彦
1
1市立湖西病院腎臓内科
キーワード:
カヘキシア
,
protein-energy wasting
,
サルコペニア
,
食事・栄養療法
Keyword:
カヘキシア
,
protein-energy wasting
,
サルコペニア
,
食事・栄養療法
pp.781-789
発行日 2026年8月10日
Published Date 2026/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003884
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カヘキシア(悪液質)は,慢性炎症,体重減少,食欲不振を特徴とする疾患関連の代謝不均等状態であり,透析患者ではサルコペニアやPEWと密接に関連する.本稿では,カヘキシアの病態とアジア人向け診断基準であるAWGC 2023を概説するとともに,透析患者における有病率,臨床転帰,および診断項目の妥当性について解説した.AWGC 2023は早期診断に有用である一方,生命予後予測能については今後の検証が必要である.また,透析患者ではわずかな体重減少も予後悪化と関連する可能性がある.さらに,食事・栄養療法,運動療法,腸内細菌叢への介入などの栄養学的アプローチについて概説し,早期発見と多職種による包括的介入の重要性を述べた.

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