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命をつなぐ血管アクセスの物語
血管を支える小さな足場の物語—ステントの誕生と進化
春口 洋昭
1
1飯田橋春口クリニック
キーワード:
血管内ステント
,
PTA
,
再狭窄
,
血管アクセス
,
ステントグラフト
Keyword:
血管内ステント
,
PTA
,
再狭窄
,
血管アクセス
,
ステントグラフト
pp.747-752
発行日 2026年7月10日
Published Date 2026/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003875
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- 参考文献 Reference
1970年代後半,アンドレアス・グルンツィッヒ(Andreas Grüntzig,1939〜1985)が開発したバルーンを用いた経皮経管的血管形成術(PTA)は,低侵襲治療の幕開けを告げる革命でした.しかしその成果の裏で,臨床医たちはある深刻な「限界」に突き当たっていました.バルーンで血管を押し広げても,数分後にはバネが戻るように血管が縮んでしまう「弾性反跳(リコイル)」.あるいは,血管壁が剝離を起こし,一瞬にして血流が途絶えてしまう「急性閉塞」.これらは当時の治療現場において,予測不能なものでした.

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