命をつなぐ血管アクセスの物語
ステントグラフトが変えた血管治療
春口 洋昭
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1飯田橋春口クリニック
キーワード:
ステントグラフト
,
血管内治療
,
透析アクセス
,
EVAR
Keyword:
ステントグラフト
,
血管内治療
,
透析アクセス
,
EVAR
pp.857-862
発行日 2026年8月10日
Published Date 2026/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003895
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現在,ステントグラフトは大動脈瘤治療だけでなく,末梢動脈疾患,外傷性血管損傷,さらには透析アクセス治療にまで広く用いられています.今ではごく当たり前に使用されるデバイスですが,その背景には,「血管をどう治療するのか」という考え方の変化がありました.1977年,アンドレアス・グリュンツィヒ(Andreas Grüntzig,1939〜1985)がバルーン血管形成術(PTA)を成功させたことで,血管治療は大きな転換期を迎えます.それまで血管狭窄は外科手術で治療するのが常識でしたが,カテーテルだけで血管を広げられるようになったのです.

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