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特集 透析患者のカリウム管理
3.透析患者の低カリウム血症
長浜 正彦
1
1聖路加国際病院腎臓内科
キーワード:
血液透析
,
低カリウム血症
,
不整脈
,
心電図
,
予後
Keyword:
血液透析
,
低カリウム血症
,
不整脈
,
心電図
,
予後
pp.1081-1088
発行日 2025年8月10日
Published Date 2025/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003535
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- 参考文献 Reference
維持血液透析患者においては高カリウム血症が注目されやすいが,低カリウム血症も頻度が高く,予後と関連する重要な病態である.透析後に低カリウム血症(<3.5 mEq/L)を呈する患者は約半数に達し,その原因は過剰な除去や摂取不足,細胞内シフトなど多岐にわたる.臨床症状は筋力低下,麻痺,心電図異常を通じて致死的不整脈の誘因ともなりうる.最近の観察研究では,とくに透析前後ともに低カリウム血症を呈する群で死亡リスクが高いことが示されており,透析条件や栄養管理を通じた適切なカリウム補正が重要となる.高カリウム対策のみならず,低カリウム血症の管理も透析診療において欠かせない視点である.

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