Japanese
English
臨床経験
胎児胎動・心拍数図によるSinusoidal Patternの鑑別―生理的と病的の鑑別―
伊藤 隆志
1
,
大野原 良昌
1
,
門脇 浩司
1
,
田頭 稔弘
2
,
田頭 由紀子
2
,
長田 広樹
3
,
原田 崇
3
,
谷口 文紀
3
,
前田 一雄
3
T. Ito
1
,
Y. Onohara
1
,
K. Kadawaki
1
,
T. Tagashira
2
,
Y. Tagashira
2
,
H. Nagata
3
,
T. Harada
3
,
H. Taniguti
3
,
K. Maeda
3
1母と子の長田産科婦人科クリニック
2たがしらレディースクリニック
3鳥取大学医学部産科婦人科学教室
pp.899-904
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003952
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- 参考文献 Reference
胎児心拍数図は胎児のwell-beingを判定するのに重要で,臨床上広く使用される。Sinusoidal patternは胎児の重症貧血時に出現する。しかしながら同様の波形が胎児の生理的な状態でも出現することがあり,この鑑別が極めて重要である。胎児胎動・心拍数図(fetal actocardiogram)を使用すると,sinusoidal patternが胎動がない状態で出現すると危険で,周期的な胎動が認められる状態では危険でないといえることが明らかになった。周期的な胎動には吸啜運動(sucking movements)と周期的呼吸様運動(periodic fetal respiratory movements)がある。Sinusoidal patternの危険性の鑑別に胎児胎動・心拍数図が極めて有用であり,周期的胎動の有無が大きなポイントである。

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