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特集 AIとデジタルが作り出す産婦人科医療―胎児・母体・生殖・婦人科腫瘍・ヘルスケアへの応用
Ⅳ.婦人科腫瘍
3.手術AIをいかに活かすか―AI自律手術の未来から逆算した段階的実装:術前シミュレーション・術中ナビゲーション・スキル評価・ロボティクス統合―
村上 隆介
1
,
櫻井 梓
1
,
砂田 真澄
1
R. Murakami
1
,
A. Sakurai
1
,
M. Sunada
1
1京都大学大学院医学研究科婦人科学・産科学講座
pp.475-481
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003822
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手術有害事象の56.4%はヒューマンパフォーマンス欠陥に起因し,認知エラーが最大要因である。骨盤単純MRIから女性骨盤臓器・血管を自動抽出する3D解析AIをVRと統合した術前シミュレーション,および疎性結合組織・尿管・神経をリアルタイム可視化する術中ナビゲーションAI(EUREKATM)の婦人科薬事認証取得により,術前・術中の解剖認識支援が実現しつつある。国際的にはロボット手術との統合・自律化・スキル定量評価が進展する一方,AIはあくまで術者の注意喚起を補助するツールであり,術者が最終判断を担う原則の徹底が求められる。AIを批判的に理解し使いこなす産婦人科医の育成が,手術AIの健全な社会実装の鍵となる。

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