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特集 産婦人科の未来予想図―これから必要な技術,資格について
総論
2.婦人科分野の未来予想図
森 泰輔
1
T. Mori
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科女性生涯医科学(教授)
pp.837-842
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003504
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急速な少子高齢化により,産婦人科医療は分娩中心の体制から女性のライフコース全体を支える医療へと進化を遂げつつある。月経困難症,子宮内膜症,更年期医療や婦人科がんの診療,高度な低侵襲手術,がんゲノム医療の導入などにより,診療の質は飛躍的に向上している。加えて,デジタル技術を活用した教育体制の整備や,多様な働き方を可能とする制度改革が進展しつつあり,次世代の婦人科医が専門性と柔軟性を両立させながら活躍できる環境が整いつつある。婦人科分野は,女性の健康を生涯にわたり支える領域として,その役割と可能性をいっそう広げていくことが期待される。

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