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特集 0歳児の診かた――外来診療・健診でおさえておきたいポイントⅠ
5.食物アレルギー――発症予防と疑い例への初期対応
崎原 徹裕
1
1ハートライフ病院小児科
pp.612-619
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003917
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食物アレルギー発症予防に「妊娠中・授乳中の母親の食事制限を行わない」「離乳食の開始時期や抗原食物の摂取開始を遅らせない」ことが推奨され,近年では「乳児期早期の湿疹に対する早期抗炎症治療」と「抗原食物の早期摂取開始と定期的な摂取継続」が重要とされている.一方,湿疹の重症度にかかわらず一律に外用ステロイド薬を継続することの弊害や,潜在的な感作陽性例に対する早期摂取による乳児期のアナフィラキシー増加の懸念など,その管理には繊細さを要する.発症予防に失敗してしまった場合や,食物アレルギーが疑われる乳児を診察した場合,速やかに安全に摂取可能な量の判定を行い,摂取の再開と継続を促すことが重要である.

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