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WISC-Ⅳ,Ⅴにおける全検査IQ120以上の児のQOL実態調査
杉浦 信子
1
,
佐藤 匠
2
,
北 洋輔
3,4
,
小沢 浩
5
1島田療育センターはちおうじ 児童精神科
2島田療育センターはちおうじ リハビリテーション科
3慶應義塾大学 文学部
4ヘルシンキ大学医学部 脳認知研究ユニット
5島田療育センターはちおうじ 神経小児科
pp.553-559
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003893
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当院を受診したIQ120以上の子ども21名とその保護者を対象に,QOLや学校適応度に対する質問紙調査を行った.児のQOLは学校生活の項目で高得点であった.一方,保護者が評価した児のQOLは多くの項目で基準値より低かった.項目別の比較では,児・保護者ともに学校生活の項目が高得点であった.学校適応感尺度は基準値との有意差を認めなかった.子どもと保護者ではQOLの捉え方が大きく異なっており,保護者が悲観的にとらえるほど子どもは自身のQOLを低く感じていないといえる.また両者ともに学校生活のQOLの評価が高く,学業面での良好さが子どもに大きな自信となり,学校適応を支えていると考えられた.

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