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小児保健
学校心臓検診のデジタル化に向けて――医療DX,脳卒中・循環器病対策基本法,成育基本法の中で
三谷 義英
1
1三重大学医学部附属病院周産母子センター
pp.243-248
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003800
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学校心臓検診は,1973年の制度化と1995年の心電図義務化以降,児童生徒の心臓突然死予防と循環器疾患の早期発見に大きく貢献してきた.わが国が世界に誇る公衆衛生的取り組みである一方,現場では依然として紙中心の運用が続き,異常抽出率の地域差,働き方改革の時代の業務負担,精度管理の体制,個人情報管理,データの分断といった課題が顕在化している.近年,医療DXの推進や脳卒中・循環器病対策基本法,成育基本法の施行により,検診情報をライフコースデータとして活用する基盤整備が求められている.本稿では,こうした社会的背景をふまえ,学校心臓検診のデジタル化の必要性とその意義,今後の展望について概説する.

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