特集 不整脈
トピックス
学校心臓検診とデジタル化
安部 孝俊
1
,
岩田 みどり
1
,
田畑 正司
1
Takatoshi Abe
1
,
Midori Iwata
1
,
Masaji Tabata
1
1石川県予防医学協会
pp.1245-1247
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003157
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はじめに
学校心臓検診は,その目的である学童期における心疾患の早期発見と管理,また突然死の予防において大きく貢献してきた。一方で,近年では学校心臓検診の医療デジタル化が遅れていることによる業務の効率不良や不適切な個人情報管理などが課題となっており,2024年日本小児循環器学会,日本循環器学会などによって「学校心臓検診のデジタル化に関する提言」1)が発表された。現在,学校心臓検診はデジタル化を通して検診の質の向上,業務の効率化,ひいては心疾患をもつ患児に対する地域包括医療の最適化が求められているが,実際にデジタル化している施設は21%と少なく,クラウド型の判定依頼をしている施設は2%にすぎない2)。

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