Japanese
English
特集 肥満と整形外科疾患
肥満と絞扼性神経障害
Obesity and entrapment neuropathy
佐藤 光太朗
1
,
村上 賢也
1
,
月村 悦子
1
,
松浦 真典
1
Kotaro SATO
1
1岩手医科大学,整形外科
キーワード:
Carpal tunnel syndrome
,
Cubital tunnel syndrome
,
Obesity
Keyword:
Carpal tunnel syndrome
,
Cubital tunnel syndrome
,
Obesity
pp.845-850
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003849
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- 参考文献 Reference
要旨:上肢の絞扼性末梢神経障害のうち頻度の高い手根管症候群(CTS)と肘部管症候群(CuTS)について,肥満との関連を検討した。当科で手根管開放術を施行した40歳以上のCTS患者を一般集団と比較したところ,CTS群は身長が低く体重・BMIが高値で,特に女性で顕著であった。メタボリックシンドローム関連疾患の薬物治療率も高く,併存疾患数の増加に伴いBMIは上昇した。肥満は手根管内圧上昇や代謝異常を介し発症や重症度に関与すると考えられた。CuTSにおいてもBMIは一般集団より高い傾向を認め,肥満が一定の影響を及ぼす可能性が示唆された。

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