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特集 半月板―Save the Meniscus 2026
Ⅰ.半月板の基礎
半月板の発生・付着・血管・神経支配―その解剖学的構造の全体像―
Development, attachment, vascularization, and innervation of the meniscus;a comprehensive anatomical overview
室生 暁
1
Satoru MURO
1
1東京科学大学,臨床解剖学分野
キーワード:
Attachment site
,
Joint capsule
,
Anatomical variation
Keyword:
Attachment site
,
Joint capsule
,
Anatomical variation
pp.425-434
発行日 2026年4月30日
Published Date 2026/4/30
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003774
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- 参考文献 Reference
半月板の発生から構造,付着形態,血管・神経支配に至るまでの解剖学的知見を概説した。半月板はインターゾーン由来のGdf5陽性前駆細胞群から形成され,発生初期には高い細胞密度と豊富な血管を示すが,出生に向けて細胞数と血管は減少し,外縁1/3のみが血流を保つ。成熟した半月板はⅠ型コラーゲンを主体とする線維軟骨で,円周方向線維が荷重を「フープ応力」として分散する構造をなす。内側半月板は脛骨の顆間域に強固に付着し半膜様筋との連動により安定化する一方,外側半月板は前十字靱帯との連続性をもち高い可動性を示す。血管は膝窩動脈系から供給され,外縁部の「半月門」を介して進入する。神経は主に後脛骨神経,閉鎖神経,大腿神経,腓骨神経の枝から供給され,後角部に密な機械受容器が存在し,膝関節の安定と感覚制御に寄与する。

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