Japanese
English
臨床
脆弱性骨盤輪骨折に対する後方ロッキングプレート固定による治療
Treatment of fragility fractures of the pelvis using a posterior locking plate fixation
白濵 正博
1
,
中島 圭
1
,
長松 晋太郎
1
,
平井 伸幸
1
,
岡崎 真悟
2
Masahiro SHIRAHAMA
1
,
Shingo OKAZAKI
2
1医療法人社団慶仁会 川﨑病院,整形外科
2久留米大学医学部,整形外科
キーワード:
Fragility fracture of the pelvis(FFP)
,
Gull-Wing Locking Plate(GWLP)
,
Transiliac-transsacral screws pelvic stabilization(TITS)
Keyword:
Fragility fracture of the pelvis(FFP)
,
Gull-Wing Locking Plate(GWLP)
,
Transiliac-transsacral screws pelvic stabilization(TITS)
pp.855-860
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002621
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- 参考文献 Reference
要旨:近年,高齢者の脆弱性骨盤輪骨折が増加しており,保存的治療や経皮的スクリュー固定などが行われている。しかし,その適応や固定法に関しては統一した見解はない。今回われわれは2016年から骨癒合遷延や不安定性を伴う脆弱性骨盤輪骨折11例に対して,骨盤後方に解剖学的に適合するGull-Wing Locking Plate(GWLP)を用いて観血的に治療した。2例に手術創の治癒遷延がみられたが,手術時間は平均78.4分,術中出血は平均111.4gと比較的低侵襲で,合併症もなく全例骨癒合した。高齢者の脆弱性骨盤輪骨折に対してGWLPによる固定法は,術中にC-armやCT,navigation systemなどを用いる必要もなく,どこの病院でも誰にでもできる,比較的低侵襲で強固な固定が得られる有用な方法である。

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