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特集 直腸癌局所再発に対する治療戦略と手術
Ⅰ.総論 3)直腸癌局所再発に対する薬物療法
宮嶋 佑輔
1
,
山﨑 健太郎
1
1静岡県立静岡がんセンター消化器内科
キーワード:
直腸癌
,
局所再発
,
薬物療法
Keyword:
直腸癌
,
局所再発
,
薬物療法
pp.887-895
発行日 2025年5月15日
Published Date 2025/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004454
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- 参考文献 Reference
直腸癌局所再発を含む再発大腸癌に対する治療の目的は,予後の向上と生活の質(quality of life;QOL)の改善であり,再発巣の進展範囲,PS(performance status)や臓器機能を含む患者背景などを把握しながら治療方針を決定する。手術によって完全切除が得られた場合に生命予後が向上することが示唆されており,R0切除が見込まれる症例に対しては手術を検討することが推奨される。腫瘍縮小によりR0切除が可能になると期待される場合には化学放射線療法も選択肢となる。一方で,延命効果や症状緩和を期待した姑息的切除の有効性は確立しておらず,完全切除が期待できない症例では薬物療法や放射線療法が推奨される1, 2)。直腸癌局所再発に特異的な薬物療法のエビデンスは確立しておらず,切除不能進行大腸癌に準じた全身化学療法を行う。

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