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特集 蕁麻疹・痒疹
フランス産マカロン摂取後に即時型アレルギーを生じた1例
Immediate allergic reaction after eating macaron
楠本 百加
1
,
福住 美早樹
2
,
勝見 祥子
1
Yuka KUSUMOTO
1
,
Misaki FUKUSUMI
2
,
Sachiko KATSUMI
1
1市立奈良病院,皮膚科(主任:勝見祥子部長)
2同,総合診療科
キーワード:
マカロン
,
コチニール
,
即時型アレルギー
Keyword:
マカロン
,
コチニール
,
即時型アレルギー
pp.1543-1545
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006130
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- 参考文献 Reference
22歳,女性。ピンク色のフランス産マカロンを摂取したところ,舌に違和感が出現した。数時間後に全身の紅斑,眼瞼と口唇の腫脹,咳嗽,呼吸苦が出現したため,翌日,近医内科を受診した。精査目的に同日当科を紹介受診し,ステロイド全身投与で症状は改善した。発症後25日目にコチニール色素と摂取したマカロンを用いてプリックテストを施行したところ,マカロン,0.1%コチニール色素,0.01%コチニール色素のいずれも陽性であった。自験例をマカロンに含まれるコチニール色素によって生じた即時型アレルギーと考えた。化粧品に含まれるコチニール色素により経皮,経粘膜感作が成立し,コチニール色素を含む食品を摂取することで即時型アレルギー反応が誘発されると考えられている。原因特定のためにはコチニール色素を含む食品の摂取歴や,皮疹部のコチニール色素を含む化粧品による接触皮膚炎の既往について聴取することが重要である。

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