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特集 緑内障と他の眼科専門領域との連携
4 ぶどう膜炎
楠原 仙太郎
1
1神戸大学大学院医学系研究科 外科系講座眼科学分野
キーワード:
ぶどう膜炎
,
続発緑内障
,
眼圧
,
ステロイド
,
合併症
Keyword:
ぶどう膜炎
,
続発緑内障
,
眼圧
,
ステロイド
,
合併症
pp.607-614
発行日 2026年7月5日
Published Date 2026/7/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004725
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- 参考文献 Reference
頻度は決して高くないものの,緑内障診療においてぶどう膜炎との関わりは非常に深い。ぶどう膜炎続発緑内障(uveitic glaucoma:UG)では,通常,ぶどう膜炎の診断・治療が先行し,その経過中に緑内障が発症するため,炎症の原因検索や治療はぶどう膜炎専門医によって適切に行われていることが多い。一方で,一部のぶどう膜炎では寛解期に炎症所見やその痕跡がほとんど認められないことがあり,原発開放隅角緑内障として長期間経過観察されていた患者のなかに,実際にはぶどう膜炎を背景とした症例が含まれていることに注意が必要である。また,治療方針の決定においても,ぶどう膜炎続発緑内障では眼圧や視野障害の進行のみならず,炎症の活動性やそのコントロール状況を考慮する必要がある。そのため,緑内障の進行抑制と炎症制御の双方を見据えた総合的な判断が求められ,診療はより複雑となる。本稿では,ぶどう膜炎を合併した緑内障の診断および管理における重要なポイントについて概説する。

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