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特集 調節機能:基礎から臨床まで
3 ドライアイと調節微動
海道 美奈子
1
1慶應義塾大学医学部眼科学教室
キーワード:
BUT短縮型ドライアイ(short BUT dry eye)
,
涙液安定性(tear film stability)
,
眼精疲労(ocular fatigue)
,
調節微動(microfluctuation)
,
実用視力(functional visual acuity)
Keyword:
BUT短縮型ドライアイ(short BUT dry eye)
,
涙液安定性(tear film stability)
,
眼精疲労(ocular fatigue)
,
調節微動(microfluctuation)
,
実用視力(functional visual acuity)
pp.241-246
発行日 2019年3月5日
Published Date 2019/3/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001084
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- 参考文献 Reference
ドライアイは涙液分泌減少型と涙液蒸発亢進型,いわゆるBUT (break up time of tear film)短縮型ドライアイに大別される。オフィスワーカーを対象とした疫学調査によると,ドライアイの80%がBUT短縮型ドライアイであることがわかっており,BUT短縮型ドライアイはドライアイを考えるうえで重要な位置を占めるといえる1)。前者は比較的強い角結膜上皮障害を呈するのに対し,後者は上皮障害がないか,あっても軽度であるのが特徴である。しかし,両者のドライアイ症状は同程度であり,なぜBUT短縮型ドライアイでは上皮障害がないにもかかわらず症状が生じるのか,その症状発現メカニズムはわかっていない。本章ではBUT短縮型ドライアイにおける症状発現メカニズムを,調節微動との関わりについて解説する。

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