Japanese
English
症例と治験
吸収性アンカーを用いた鏡視下腱板修復術の術中合併症とその対策
福田 昇司
1
,
金丸 明博
,
筒井 貴彦
,
土井 英之
,
大森 貴夫
1高知医療センター 整形外科
キーワード:
肩関節
,
関節鏡法
,
術中合併症
,
回旋筋腱板
,
吸収性インプラント
,
スーチャーアンカー
,
肩腱板損傷
Keyword:
Arthroscopy
,
Intraoperative Complications
,
Shoulder Joint
,
Rotator Cuff
,
Rotator Cuff Injuries
,
Absorbable Implants
,
Suture Anchors
pp.1181-1185
発行日 2011年10月19日
Published Date 2011/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2012169695
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
吸収性アンカーを用いた鏡視下腱板修復術74例を対象に、術中合併症の種類と頻度および合併症に対する反応を、手術の全行程を記録したDVDと手術記録から後ろ向きに調査した。その結果、アンカーからの縫合糸の引き抜きを4例に認めたが、全て初期の10例目までに生じていた。縫合糸の破断はなかった。アンカー先端の破損によるループ糸からの縫合糸の引き抜きを5例に認めた。アンカー挿入時にインサーター先端の破損を4例に認めたが、骨質の良好な男性の大結節上面内側列に生じていた。アンカーの脱転を7例に認め、うち6例に金属製アンカーを再挿入し、もう1例は場所を変えて吸収性アンカーを再度挿入した。アンカーの脱転した部位をみると内側列では上面が4例、中面が1例であり、外側列では2例ともに中面であった。アンカーの脱転は上面の4例では全て縫合糸に張力負荷を加えた際に生じ、内側列中面の1例と外側列の2例は縫合糸の締結時に生じていた。

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