Japanese
English
経験と考察
片側変形性股関節症患者における腸腰筋の筋走行と筋肉量の患健側差
Differences in iliopsoas muscle architecture and volume with unilateral hip osteoarthritis
松田 匡弘
1
,
香月 伸介
2
,
村上 剛史
1
,
井浦 国生
1
,
石原 康平
1
,
富永 冬樹
1
,
山口 雄大
1
,
森 詩乃
1
M. Matsuda
1
,
S. Katsuki
2
,
K. Murakami
1
,
K. Iura
1
,
K. Ishihara
1
,
F. Tominaga
1
,
T. Yamaguchi
1
,
S. Mori
1
1福岡整形外科病院整形外科
2福岡整形外科病院放射線科
1Dept. of Orthop. Surg., Fukuoka Orthopaedic Hospital, Fukuoka
キーワード:
THA
,
hip OA
,
iliopsoas muscle
Keyword:
THA
,
hip OA
,
iliopsoas muscle
pp.705-708
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_705
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,650円 (1,500円+税10%) こちらは、705ページから708ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
は じ め に
変形性股関節症(股OA)は疼痛,可動域制限,歩行障害を呈する進行性疾患であり,進行例では人工股関節全置換術(THA)が有効な治療法として広く行われている.一方で,股OAは関節構造変化にとどまらず,股関節周囲筋の筋萎縮や筋質低下を伴う全身的疾患としてとらえられつつある.これまで,股OAにおける筋変化については中殿筋や大殿筋など外転筋群を中心とした報告が多く,筋量低下や脂肪変性が歩行能力や術後成績と関連することが示されてきた.しかし,股関節前方に位置し,体幹・骨盤・大腿骨を連結する腸腰筋については,その形態変化や筋走行を定量的に評価した報告は少ない.
近年,THA後疼痛の原因として腸腰筋インピンジメント(iliopsoas impingement:IPI)が注目されており,腸腰筋の走行変化や小転子位置,脚長差などの非機械的要因の関与が指摘されている.これらの知見から,腸腰筋の形態学的評価は股OAおよびTHA周術期において重要であると考えられる.本研究では,CTを用いた三次元(3D)解析により,片側股OA患者における腸腰筋の筋肉量および筋走行角度を健側と比較・検討し,その特徴を明らかにすることを目的とした.

© Nankodo Co., Ltd., 2026

