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特集 痛みのマネジメントUp To Date
事例②
オピオイド投与経路の変更とケア
飯田 郁実
1
Ikumi IIDA
1
1国立がん研究センター中央病院看護部/がん看護専門看護師
pp.277-283
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_277
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はじめに
オピオイドの経口投与は簡便で侵襲もなく,基本的な投与経路である.一方,静脈・皮下投与は血中濃度が早く安定するため,非常に強い痛みがありすみやかな疼痛緩和が必要な場合や経口摂取ができない場合の投与経路として適している.しかし,静脈・皮下投与は厳密な投与管理が必要であり,オピオイドの種類や量だけでなく,薬剤濃度などの調整も要するため,指示が複雑になりやすく,精密投与機器に関連したインシデントも起こりやすい.安全ですみやかな疼痛コントロールを行うためには,知識や技術を磨くだけでなく,安全に投与する仕組みを整えていく必要がある.本稿はオピオイドの投与経路変更によるすみやかな疼痛コントロールのアプローチと安全な投与管理を目的とした当院の看護ケアと仕組みについて紹介する.

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