特集 痛みのマネジメントUp To Date
事例①
オピオイド導入と副作用ケア
岸 達也
1
Tatsuya KISHI
1
1東京医療保健大学東が丘看護学部
pp.272-276
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_272
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
がん疼痛マネジメントの最初のステップは常に,患者の痛みを評価することである.詳細な病歴,身体診察,心理的状況の把握,適切な評価ツールを用いた痛みの包括的評価が含まれる.この評価を基に,痛みの原因・病態を同定し,痛みの強度や生活への影響をふまえた治療目標を設定して適切な痛みに対する治療を計画・調整する1).患者の治療計画への理解やアドヒアランスが不十分な場合には,その裏に隠された心理・社会的背景を探り,介入する必要がある.

© Nankodo Co., Ltd., 2026

