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特集 イラストで学ぶ解剖学的変異―外科手術アトラス
VII. 内臓逆位
3.内臓逆位の肝切除における注意点と工夫
Hepatectomy for patients with situs inversutus totalis
内山 秀昭
1
H. Uchiyama
1
1福岡県済生会福岡総合病院外科
キーワード:
完全内臓逆位
,
肝切除
,
術前シミュレーション
Keyword:
完全内臓逆位
,
肝切除
,
術前シミュレーション
pp.583-586
発行日 2018年4月10日
Published Date 2018/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_583
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- 参考文献 Reference
完全内臓逆位患者における肝切除は,その解剖がこれまで慣れ親しんだ“正位”のものと比較して,完全な鏡面像となるため技術的に困難である1).特に肝葉の脱転や,脈管処理を伴う肝切除は,解剖の誤認につながるおそれがあり注意が必要である.外科医は,触覚や視覚情報を経験の繰り返しにより体に覚え込ませることで,その手術技術を確立させているものである.多くの手術手技は,これらの微細な感覚情報と右手と左手の協調作業

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