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分子標的療法時代の白血病治療 絨毯爆撃から狙い撃ちへ
標準治療法の変遷 分子標的療法は何を変えようとしているのか? 急性リンパ性白血病
竹内 仁
1
1日本大学 医学部内科学系血液膠原病内科学分野
キーワード:
白血球計数
,
フィラデルフィア染色体
,
寛解導入
,
年齢因子
,
Imatinib
,
白血病リンパ腫-前駆細胞リンパ芽球性
,
Dasatinib
,
Nilotinib
,
分子標的治療
,
生存期間
Keyword:
Dasatinib
,
Imatinib Mesylate
,
Age Factors
,
Leukocyte Count
,
Philadelphia Chromosome
,
Remission Induction
,
Precursor Cell Lymphoblastic Leukemia-Lymphoma
,
Molecular Targeted Therapy
,
4-methyl-N-(3-(4-methylimidazol-1-yl)-5-(trifluoromethyl)phenyl)-3-((4-pyridin-3-ylpyrimidin-2-yl)amino)benzamide
pp.273-277
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008003458
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
急性リンパ性白血病(ALL)の予後因子としては、年齢、白血球数、細胞表面マーカー、Ph染色体などがあげられている。Ph染色体陽性ALL(Ph+ALL)は成人ALLの22%を占めるが、その予後はきわめて不良で、寛解率は50~70%であるが、化学療法による長期生存率はほぼゼロと考えられていた。Japan Adult Leukemia Study Group(JALSG)で、化学療法とimatinibの併用療法(Ph+ALL202)が未治療のPh+ALLに試みられ、寛解率は96%で、キメラ遺伝子の消失が確認された症例は71%であった。1年での全生存率は76%であった。imatinib耐性あるいは不寛容の症例には、dasatinib,nilotinibが有効である。また、オーロラキナーゼ阻害薬も期待される。

©Nankodo Co., Ltd., 2007

