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みえる! わかる! 循環器のくすり 心不全・高血圧編 第3部 用語解説
16 高血圧に関する検査
石原 里美
1
1奈良県総合医療センター循環器内科
pp.642-644
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026040026
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特定の原因による高血圧は二次性高血圧といわれ,高血圧の原因となる疾患を治療することで,効果的に血圧を降下させ,臓器障害を改善・予防することができるため,高血圧の診断時には,二次性高血圧の精査を行う必要があります.二次性高血圧の割合は以前考えられていたよりも大きく,少なくとも全高血圧患者の10%以上に上るといわれており,二次性高血圧の可能性はすべての高血圧患者の診療において念頭に置くべきです.二次性高血圧の原因疾患には,原発性アルドステロン症(primary aldosteronism:PA)やクッシング症候群,褐色細胞腫,パラガングリオーマ,先天巨大症,甲状腺機能亢進症,甲状腺機能低下症,原発性副甲状腺機能亢進症,腎血管性高血圧,薬剤誘発性高血圧,遺伝性高血圧,高安動脈炎などの血管炎,大動脈狭窄症などがあります.これらの疾患が背景にないか,各種検査を行い二次性高血圧の精査を行うことが重要です.

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