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胸腔鏡下生検を施行する際,内視鏡下に腫瘤の位置同定を行うための術前マーキングが試みられているが,その適応は一定していない.今回,術前未確診の末梢型肺腫瘤の36例に対してHRCT画像と術中所見を対比し,マーキングなしで内視鏡下生検が可能な病変の特徴を検討した.病変の大きさ,胸膜陥入像,棘状,分葉,臓側胸膜までの距離,すりガラス陰影の病変に占める割合,の6項目を3段階に評価,スコア化し,内視鏡下生検が可能な症例と小開胸追加症例との間で各項目およびその合計値であるHRCT scoreを比較した.この結果,術前マーキングを考慮すべき基準としては,(1)HRCT scoreが10点以下であること,および(2)腫瘤径と胸膜までの距離の比が2.0以下であること,の2項目が挙げられた.
The major drawback of digital palpation is the inability to identify the tumor location during biopsy of pulmo-nary peripheral tumors through thoracoscopy. Preoperative marking on the pulmonary pleura is useful accord-ing to the previous reports, however, its indication is not standardized at the present time. We investigated the strategy for preoperative marking by comparing high resolution CT (HRCT) and intraoperative observation.

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