Japanese
English
特集 新組織学シリーズⅤ:脂肪
Ⅰ.脂肪細胞の基礎
脂肪細胞の老化
Cellular senescence in adipose tissue
吉田 陽子
1,2
Yoshida Yohko
1,2
1順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学
2順天堂大学大学院医学研究科先進老化制御学講座
キーワード:
細胞老化
,
加齢関連疾患
,
肥満
,
選択的老化細胞除去
,
Senolytics
Keyword:
細胞老化
,
加齢関連疾患
,
肥満
,
選択的老化細胞除去
,
Senolytics
pp.548-552
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201973
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- 参考文献 Reference
2型糖尿病(T2DM)患者は全世界で増加し大きな問題となっているが,多くのT2DM患者は65歳以上の高齢者である1,2)。加齢や肥満はT2DMの主要な危険因子であり,これらは老化細胞の蓄積と関連していることが知られている。脂肪細胞の老化が糖尿病などの生活習慣病の病態を制御する機序については,筆者らを含め多くの研究で示されている。また近年,老化細胞を標的とした生活習慣病や加齢関連疾患の治療法の研究が,世界でも精力的に進められている。本稿では,加齢や肥満に伴う脂肪細胞の老化について解説し,脂肪細胞老化を標的とする新たな治療戦略の可能性について触れたい。

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