Japanese
English
特集 生体膜のバイオロジー
Ⅳ.機能
横紋筋の膜構造と興奮収縮連関
Membrane system and excitation-contraction coupling in striated muscle cells
武井 大祐
1
,
竹島 浩
1
Takei Daisuke
1
,
Takeshima Hiroshi
1
1京都大学大学院薬学研究科生体分子認識学分野
キーワード:
筋小胞体
,
興奮収縮連関
,
サルコレンマ
,
T管
Keyword:
筋小胞体
,
興奮収縮連関
,
サルコレンマ
,
T管
pp.233-236
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200801
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- 参考文献 Reference
心筋や骨格筋において細胞膜の脱分極が細胞内Ca2+濃度上昇へとシグナル転換されて,収縮反応が発生するしくみは興奮収縮連関と呼ばれる。一般の細胞群と比較してはるかに巨大な両横紋筋ではあるが,その興奮収縮連関では迅速に,かつ細胞深部に至るまで同時に脱分極〜Ca2+上昇のシグナル転換を成立させることが要求される。横紋筋細胞において特異的に構築される細胞膜および小胞体の特殊な膜構造は,このシグナル転換反応の効率化に必須な構造的基盤であると考えられる。
本稿においては,横紋筋細胞における特殊膜構造と興奮収縮連関の対応と共に,特殊膜構造に残されている未解決課題についても概説する。

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