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特集 今知っておきたい認知症診療—専門医×プライマリ・ケア医で築くこれからの現場力
【All about Dementia】
マネジメント各論
❹認知症介護に携わる家族の支援
武地 一
1
1藤田医科大学医学部 認知症・高齢診療科
キーワード:
認知症
,
疾患理解
,
介護保険サービス
,
ピアサポート
,
経済的支援制度
,
介護離職
Keyword:
認知症
,
疾患理解
,
介護保険サービス
,
ピアサポート
,
経済的支援制度
,
介護離職
pp.757-758
発行日 2026年7月15日
Published Date 2026/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360070757
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
認知症は本人だけでなく、共に生活する家族の人生にも大きな影響を及ぼす疾患である。診断を受けたその日から、家族は「これからどうなっていくのか」「どこまで支え続けられるのか」といった不安や葛藤を抱えながら日常生活を送ることになる。認知症の前段階とも言われる軽度認知障害(MCI)もしくは軽度の認知症の段階からも、本人の物忘れ症状やアパシーと呼ばれる意欲の低下、その人らしさが変化することなどへの不安を感じることが多い。さらに中等度・重度の認知症に進行すると、記憶障害や見当識障害に加え、排泄や食事、移動など生活全般に見守りや介助が必要となり、それに加えて行動・心理症状(behavioral and psychological symptoms of dementia:BPSD)が出現することで、家族の身体的・精神的負担はいっそう大きくなる。このような状況において、認知症介護は「本人への支援」であると同時に、「家族への支援」が不可欠な課題となる1)。
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