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連載 ニュースウォーク・213
「介護世代」の切ない選択
白井 正夫
pp.78-79
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200360
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- Abstract 文献概要
まことにウカツなことだった。自民党総裁選で昨年9月,再選された安倍首相が記者会見で「介護離職ゼロをめざす」と発表したとき,介護職員の離職が多いからまたベースアップ策でも講じるのかと思ったのだ。それでは景気浮揚を図るアベノミクスの「新3本の矢」の道具にしては話が末梢すぎる。すぐ大いなる勘違いに気づいて,恥じ入った。
さて,介護離職とは,要介護状態になった親を介護しなければならないため勤務先で働くことが難しくなって退職,離職することを指す。その数が40代,50代を中心に約10万人。国の経済活動には大きな打撃で,アベノミクスとしては無視できない事態になった。
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